知ってますか? FPとして必要な顧客数!
職業をFPなど(保険の営業マン、IFAなど)を選んだ場合、
年収1000万円はいきたいな、できれば年収2000万円になりたいなと思ったことでしょう。
それを達成するには、どのくらいの顧客が必要なのでしょうか。
経営者向け、お医者さん向けなど富裕層をターゲットにしている方も多数いらっしゃると思います。
知人の保険の営業マンは、ある地主さんで収益の8割程度を稼ぎ、ほぼ毎日お宅へ行っています。
そういった営業スタイルもあると思いますが、
その層は、大手金融機関もターゲットにしており、すでに過当競争となっています。
なので、
今回は、普通の方(一般層)をお客とした場合に、どのくらいの顧客が必要かを考えてみたいと思います。
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エドワードジョーンズの例
エドワードジョーンズというアメリカの証券会社をご存じですか?
成功したビジネスモデルの例で取り上げられることが多いので
参考にご紹介しますね。
特徴は
・顧客満足度、従業員満足度ともに上位
・アメリカの地方都市を中心に14000店舗
1店舗は1人のアドバイザーとアシスタント程度
・顧客は一般層が中心。平均預かり残高は500万円
・トレーニングが豊富
・システムや販売プログラムが充実
で、1アドバイザーあたりの顧客数500人だそうです。
平均預かり段高が500万円で500人だと、AUMが25億円です。
仮に1%の手数料なら2500万円、0.5%でも1250万円の収入になります。
何人の顧客が必要か
保険なのか、証券なのか、販売を伴わないFPなのか、タイプによると思います。
仮に年収1千万円を目標とした場合、
①保険の営業マン
年額保険料5万円(月額4200円)の契約だけで計算。コミッション率50%とすると。
1契約あたり25,000円の収入となります・
1000万円のためには400人の顧客が必要
②IFAの場合
半分が販売手数料、半分が預かり残高に応じたフィーだとすると
(販売手数料)
100万円の金融商品でコミッション率10%のものを購入頂くと10万円の収入なので、
50人の顧客が必要
(フィー)
平均1000万円の預かり残高で手数料が0.5%だとすると、1人当たり年間5万円の収入で
100人の顧客が必要。 ※この状態にするまでが大変ですが。。
1000万円のためには合計で150人が必要
エドワードジョーンズと同じモデルなら500人程度は必要そうです。
一日当たりの面談数は?
保険の営業マンの場合は400人、IFAの場合は150人で、
年に2回の面談をするとすると保険の営業マンは800回、IFAは300回
顧客とならなかった見込み客の面談をいれるとこの1.5倍はい必要でしょう。
仮に保険の営業マンが1000回の面談をするとなると、
年間の営業日が300日で、だいたい1日に3,4件のアポをいれるのが必要そうです。
効率的な営業活動をするためには、
IFAの場合は、預かり残高(AUM)に対して、会社として1%程度を報酬をもらい、
FP本人には0.5%程度でしょうか。
エドワードジョーンズの例では500人の顧客をフォローする必要があります。
仮に平均して年間2回の面談をするとすると、やはり1日に3,4件の面談が必要となります。
これに日々の連絡、面談のためのアポイント調整、レポート作成、ポートフォリオの構築・見直し
などが加わると、効率的な営業が必須となります。
アメリカのソフトはライフプランだけでな、FP専用の業務支援システムでもあります。
これについては、また別途ご案内しますね。