引退時期の決定方法

何歳まで働くべきか、何歳まで働けば生涯に渡り資金が枯渇しないかなど
シミュレーションをしなければ分かりません。

今回は、そういった場合の入力についてご紹介します。

収入

想定される収入を収入欄に入力してください。

退職金や副業の収入も入力してください。

年金

年金欄で受給開始年齢を入力します。

受給開始年齢を入力すると、自動で繰上・繰下の計算がされます。

 

在職老齢年金、高齢者雇用給付金、年金の繰上・繰下

収入と年金額・年金受給年齢から、在職老齢年金、高齢者雇用給付金が自動計算されます。

 

比較例

60歳、65歳、70歳、75歳で引退した場合で比較をしてみます。

70歳と75歳のプランでは65歳で退職して、再就職すると想定します。

※この総合比較表と総合比較グラフは、YouWillのレポートで出力されます。

60歳で引退

60歳引退では、すべてが赤字になっている通り、赤字です。

70歳~寿命年齢の収支が-2333万円で、70歳時点の現預金と金融資産を加味しても-4184万円となり、完全に回っていない状況です。

 

70歳で引退

70歳で引退の場合、70歳~寿命年齢の収支が-1475万円ですが、70歳時点の現預金と金融資産を加味すると∔912万円となります。

資産を取崩ながらであれば、大丈夫そうです。

 

結論

結論は、70歳までは働かないと、厳しいという結論になります。

 

実際に下記のグラフでも、60歳で引退プランは63歳で現預金+金融資産が枯渇し、65歳引退プランは77歳で現預金+金融資産が枯渇。

70歳、75歳プランは枯渇しません。

 

但し、寿命が90歳の前提ですので、110歳まで長生きするケースではマイナスとなるかもしれません。

 

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