ライフプランソフトの『開発コンセプト』

何人かのFPと話をすると、

『どのライフプランを使うか悩んでいる』

『100点のソフトはないが、まだマシだから定番のソフトを使っている。』

などを聞きました。

 

今回は、ライフプランソフトの開発コンセプト についてお話します。

 

ライフプランソフトは各社のコンセプト次第

私も、競合となる各社のソフトの機能、デザインは見ていますが、

各社それぞれコンセプトがあり、それぞれだな、と感じます。

 

良い悪いではなく、コンセプトだと思います。

 

自分たちが解決したい課題を解決できるソフトを作っているわけで、

そのコンセプトに共感できる人が、そのソフトを使えば良いと思います。

 

両立は難しい

 

よく例で話しますが、『7人が乗れる、早くてかっこいいスポーツカー』は存在しません。

 

早くてかっこいいスポーツカーは2人乗りで狭いです。

7人乗りの背の高いミニバンはカーブはゆっくり走らなければなりません。攻めてはダメです。

 

ライフプランソフトも『簡便』かつ『多機能で、高度な計算が出来る』は目標とすべきですが、

両立は簡単ではありません。

 

ターゲット層を決めて、その層に刺さるコンセプトを基に開発する必要があります。

 

YouWillのコンセプト

 

YouWillは、

 『丁度いい』ライフプランソフト 

 難しすぎない、手間は最小限 でも、プロが必要かつ十分な機能を搭載!

をコンセプトとしています。

 

なので、あえて上級者向けの高度な計算は省きました。

 

その代わり、

『複数のシナリオを作って検討』『グラフで並べて比較』すること

スライダーを動かすことでグラフがリアルタイムで動き、最適な不動産の予算や必要積立額が 『視覚的に分かる機能』 

を重視しました。

 

ターゲット層は、

一般世帯を対象とし、多数の顧客を抱え、

『家計診断』、『老後資金積立の提案』、『住宅ローンの予算提案』、『保険の加入・見直しを提案』

をするFPで、

高度な計算よりも、操作性や視覚的な分かり易さを重視しています。

 

万人受けすることを狙わない

 

このようなコンセプトですので、万人受けは狙っていません。

 

改善要望が多数あるとは思いますが、コンセプトから外れるものは搭載しません。

 

コンセプトの合致する改善はとことん追求

 

ターゲットとするユーザーからの要望で、コンセプトに合致する改善はとことん追求します。

資金に制約はありますので、開発費はそこにだけ注ぎます。

 

比較一覧

定番のソフトとの比較表を作成しました。参考にご覧ください!

比較一覧はこちらです。

 

終わりに

私もライフプランソフトを開発するにあたって色々な思いがありました。

競合他社さんのHPを読むと、同じ開発者だから『彼らの思い』も伝わります。

 

競合他社さんとは切磋琢磨し、お互いに良いライフプランソフトに改良して

多くの人のお金の課題が解決できれば本望です。

 

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