主役はミレニアル世代

ミレニアル世代は一般的に1981年から1995年生まれのことを指します。

2021年時点で26歳から40歳です。

 

2020年~2040年、このミレニアル世代が30代から50代へ移行し、

会社においては課長・部長のようなポジションになるでしょうし、

家計においては、住宅購入、保険加入、教育などメインの購買層になります。

 

1965-1980年生のX世代は物の所有欲が強く、ステータスを気にする世代で

ミレニアル世代はものの所有欲が弱く、シンプルな生活を望む世代のようです。

 

過去20年はX世代が中心、次の20年はミレニアル世代中心なりますので、

ミレニアル世代を理解し、ミレニアル世代に適したマーケティングが必要と思われます。

 

 

各世代の定義

定義は若干の差があるかもしれませんが、概ねこのような感じです。

 

ベビーブーマー

1945-1964年生

昭和20-39年生

X世代

1965-1980年生

昭和40-55年生

ミレニアル世代

1981-1995年生

昭和56-平成7年生

Z世代

1996-2012年生

平成8-24年生

 

 

 

世代の変遷

この各世代は、2000年から2040年でこのように推移します。

 

2020年から2040年で、ミレニアル世代が30代から50代になり、

企業でも家計でもメイン購買層になりそうです。

 

ミレニアル世代の特徴

ミレニアル世代と言っても、多様性があり、様々な方がいますので、

「ミレニアル世代はこうだ!」と言い切れるものではありませんが

主な特徴はこのような感じです。

 

・デジタルツールを使いこなしている

スマホやPCを比較的若い時から使い始め、SNSなども慣れ親しんでいる。

会社では、エクセルの苦手なオジサンに教えてあげている。

(苦手なミレニアル世代もいると思いますけどね)

 

・情報収集はSNS

人に聞くより、SNSで情報収集をします。

広告や営業マンより、インフルエンサー(Youtuber)からの情報を信じている。

 

・モノへの執着が薄い。ミニマリズム。

特に車は不要で、カーシェアで十分と言う人が増えています。

ミニマリストとまでいかずとも、モノの所有にこだわりはない。

(X世代は所有欲が高い。)

 

・独立心が強い

物心ついたころから、景気の悪い時期が長く、

終身雇用は当てにしておらず、スキルアップや副業などを行っている。

マネーセミナーに参加されている方も多い

 

・ワークライフバランス重視

残業は最低限、上司と飲みに行きたくない。プライベートを重視している

会社へは福利厚生を求めている。

(X世代は飲み会好き?)

 

・「ゆとり世代」が含まれている

ゆとり教育を受けた世代で、競争心が弱い、メンタルが弱いなど。

(個人差があると思います。大谷翔平選手、羽生結弦選手もゆとり世代ですから。。。)

 

 

営業手法の変化

 

こういったミレニアル世代の特徴を踏まえると(X世代と感性が逆のことが多い)

営業手法・マーケティング手法は変化すると思います。

 

顧客接点の変化

電話よりチャットやSNSが連絡手段のメインである。

売り手側は電話や、会って説明をして、関係強化をしたいと思うところですが、

買い手であるミレニアル世代にとっては好ましくないようです。

 

情報収集をしている

・YouTubeなどで情報収集をして勉強している。

・しかし、偏った知識のことも多々ある。

 

 

ミレニアル世代向け相談業務

 

住宅購入相談

ミレニアル世代は現在30代がメインで、

30代の大きな買い物は住宅です。

 

統計値がある訳ではありませんが、

住宅購入相談の比率が高いように感じています。

 

YouWillの場合、予算別の比較なども簡単に作成できますので、

満足度の高いアドバイスができているそうです。

 

iDeCo、NISAなど投資の相談

iDeCoがいいのかNISAが良いのか。

投資先は何が良いのか?

相談業務は多いようです。

 

iDeCoもNISAもどこに投資をするのが良いのかだけでなく、

YouWillのでは、

これを複利で時間を味方にして積立をしていくと

65歳や70歳になった時点でいくらになって

それを100歳まで運用しながら取崩をすると

いくらの取崩しができるのか?といったアドバイスもできるようになっています。

 

もらえる公的年金ががいくらが分かり

iDeCoでどの程度補填できるかが、分かるのは

相談者様に喜ばれているようです。

 

結果的に保険の成約も多い

住宅購入相談、iDeCo・NISAなど投資の相談でライフプランを作成すると

必要保障額も自動的に算出されます。

 

ミレニアル世代の場合、子供が小さいケースが多いので

万一に備えて死亡保険は必要になると思います。

 

親身に相談にのった結果、保険の成約も多くなっています。

 

 

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