注意事項、入力間違いの多い内容、よくある質問
気を付けて頂きた点、
問合せで多い入力間違いをまとめておきます。
Table of Contents
グラフやレポートは利用都度、再計算されます。
ロック機能がありますが、
ロック機能は入力内容が変更されないようにするためのロックで
計算ロジックの変更は、ロックをしていても変更されます。
基準年時点で所有している金融資産
基準年時点で保有している金融資産がある場合、
保有開始年を基準年にすると、基準年に購入したとみなし、その金融資産と同額の現金が減ってしまいます。
基準年で保有している金融資産は、
①保有開始年を基準年以前にする
②入力画面の「運用額支払い時に現預金を減少 」の「有り」のチェックボタンを外す
のどちらかで対応してください。
現預金が想定よりも少ない
前年の現預金に本年の年間収支の分の現預金を足しても(または引いても)、現預金の額が合わないと思われることがあります。
現預金は年間収支分の増減以外に、住宅購入、住宅ローン、単利、複利の据置などで、収支を介さずに直接現預金が増減します。
(例)
前年(初年度の場合は資産に入れた)の現預金が1000万円、年間収支がプラス300万円の状態で
住宅を5000万円で購入し、住宅ローンを4500万円借りた場合。
前年の現預金が1000万円で、年間収支がプラス300万円ですので本年の現預金は1300万円と思われるかもしれませんが、
住宅購入と住宅ローンで現預金が直接増減しているため、
①住宅購入で資産が5000万円増加、現預金が5000万円減少
②住宅ローンで負債が4500万円増加、現預金が4500万円増加
①②を合わせて、現預金が500万円減少
そのため、前年の現預金1000万円+年間収支300万円-①②で500万円=800万円となります。
こちらのマニュアルも参考にしてください。
年金定期便の入力
年金定期便は「ハガキ版」と「年金ネットからダウンロード版」、50歳以上と50歳未満と分かれます。
「ハガキ版」と「年金ネットからのダウンロード版」で入力方法が異なります。
詳細はこちらの年金定期便の入力詳細を参考にしてください。
国民年金保険料の入力
1号被保険者または2号、3号など年金のタイプの判定は、
収入欄で厚生年金を選んだ年度は厚生年金(2号)、
厚生年金を選んでいない場合で、配偶者の有無、所得の額で、
1号または3号を自動判定しています。
1号と判定された場合は、自動で国民年金の保険料の計算がされますので、
国民年金保険料の入力は不要です。
60歳以降の収入が入力値と異なる
60歳以降の収入が59歳時点よりも減少すると、高齢者雇用給付金の支給対象となります。
そのため、入力した収入よりも多く計上されます。
マニュアルはこちら